ポケモン音頭

アニメ「ポケットモンスター」/歌:ガルーラ幸子(小林幸子)

『ポケモン音頭』は、テレビアニメ「ポケットモンスター」において1998年の夏期にエンディングテーマとして放送された子供向け盆踊りの曲

カンガルーのようなポケモン「ガルーラ」役の声優としてアニメ本編に出演した演歌歌手・小林幸子が、「ガルーラ幸子」名義でこの『ポケモン音頭』を歌っている。

ポケモンTVアニメ主題歌 BEST OF BEST 1997-2012

一般的に、アニメのエンディングで夏に流れる盆踊り曲は、そのアニメの主人公やメインキャラクターたちがそのまま歌い手を務めることが多いが、この『ポケモン音頭』は人気演歌歌手にボーカルを依頼し、子供向けの盆踊り曲としては非常に贅沢な作りとなっている。さすが大人気アニメはお金のかかり方が違う。

作曲は「ゲーム音楽の神様」田中 宏和

『ポケモン音頭』の作曲者は、「ゲーム音楽の神様」とも言うべき元任天堂社員のゲーム音楽クリエイター、田中 宏和(たなか ひろかず)。

ドンキーコング、マリオブラザーズ、メトロイド、パルテナの鏡、MOTHERなど、初期のファミコンゲームの数々の名作におけるゲーム音楽を作曲した伝説的メロディメーカー。

ドッドッドガース ドドッガドッ♪

作詞は、「ポケットモンスター」初代オープニング『めざせポケモンマスター』、エンディング『ひゃくごじゅういち』、『ポケモン言えるかな?』など、数多くのポケモン関連楽曲の歌詞を手掛けた戸田昭吾。

ドラクエの「ばくだんいわ」のようなポケモン「ドガース」が、低音ボイスで「ドッドッドガース ドドッガドッ ドドッガドガース ドッドッドッ♪」という太鼓の音を模したように歌うコーラス部分が非常に秀逸。

このドガース部分の歌詞の一行だけで、『ポケモン音頭』らしさと存在感がぐっと高まっているように感じられる。

これは、やはり初代からポケモン関連楽曲の歌詞を手掛けてきた戸田昭吾氏ならではの、遊び心あふれる卓越した言葉選びのセンスが典型的に表れた顕著な一例と言えるだろう。