ファミマ入店音 原曲・元ネタ・作曲者は?

ファミリーマート入店時に鳴るあのチャイムのルーツ

ファミリーマート(ファミマ)に入ると、お客さんが入店したこと知らせるおなじみの電子チャイムのメロディが店内に鳴り響く。

YouTubeやニコニコ動画などでは、このファミマ入店音をリミックスした動画がいくつかアップされているほか、公式でもこの電子メロディをカバーしたテレビCMが過去に放送されているなど、入店音はファミマの代名詞的な存在としてすっかり定着している。

【試聴】ファミマに入ったらテンションがあがった【Remix】

パナソニック製の電子チャイムだった

ところで、この入店音はファミマ独自のものではない。その原曲・元ネタとも言うべきものが存在する。このメロディは、パナソニックから発売されている法人向けのチャイムで使われている電子音なのだ(家庭向けも存在?)。

こちらのパナソニック公式ページでは、ファミマ入店音と同じメロディを視聴することができる。つまりファミマでは、パナソニックのチャイムが使われているということだ。

このパナソニックのチャイムを使っている会社であれば、ファミマ入店時と同じメロディが流れることになるが、もはやこのメロディはファミマの企業サウンドロゴ的な認知を受けており、ファミマで聞き慣れている方にとっては、違う場所でこのメロディを聞くと少し違和感や驚きさえ感じるかもしれない。

ウェストミンスターの鐘がルーツ?

作曲者は、京都出身の指揮者・稲田康(いなだ やすし/1949-)。1970年代に当時の松下電器から嘱託を受けて、家電製品のチャイム音調整を担当していたという。

京都芸術大学音楽学部の指揮科を卒業している稲田氏はあまり作曲をしてこなかったようだが、ヨーロッパの教会の鐘やウェストミンスターの鐘のメロディを参考にチャイム音を作曲したそうだ。

作曲当時はタイトル・曲名は存在しなかったが、ファミマ入店音としての人気の高まりを受け、新たに『メロディーチャイムNO.1 ニ長調 作品17「大盛況」 』という正式名称が作曲者自身によって命名されている。

ちなみに、作曲者の稲田氏が参考にしたというウェストミンスターの鐘は、日本の小中学校の授業の始まりや終わりに流れる、いわゆる学校のチャイムのルーツとなっている。

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ロンドンの時計塔ビッグ・ベンから流れるメロディ。日本の小中学校などでは「キーンコーンカーンコーン」というチャイムとして有名。
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