狼なんか怖くない
ディズニー映画「三匹の子ぶた」挿入歌

アカデミー賞短編アニメーション部門受賞作品

『狼なんか怖くない Who's Afraid of the Big Bad Wolf』は、ディズニーアニメ映画「三匹の子ぶた」において、家を建ててオオカミを追い返そうとするシーンで歌われる挿入歌。

作曲は、ディズニーアニメ映画「白雪姫と七人の小人」より『いつか王子様が』、『ハイホー』などを手掛けたフランク・チャーチル(Frank Churchill/1901-1942)。

「三匹の子ぶた」は、1930年代に立て続けに製作されたディズニー短編アニメ映画シリーズ「シリー・シンフォニー Silly Symphony」の一作品で、1934年度のアカデミー賞短編アニメーション部門を受賞するなど大ヒットを記録した。

【試聴】Who's Afraid Of The Big Bad Wolf

この大ヒットにあやかろうと、「三匹の子ぶた」に登場した悪い狼(ビッグ・バッド・ウルフ the Big Bad Wolf)が登場する「赤ずきんちゃん(原題:The Big Bad Wolf)」や、「オオカミは笑う Three Little Wolves(三匹のオオカミ)」を製作するが結果はイマイチ。

さらに「三匹の子ぶた」でレンガの家を建てた末っ子の子ぶた「プラクティカル・ピッグ The Practical Pig」をフィーチャーした「働き子ぶた」を続編として公開したが、前作のヒットを超えることはできなかった。

これらの失敗は、ディズニー映画製作スタッフたちの間で「ブタでブタを越えることはできない you can't top pigs with pigs」という教訓として語り継がれ、後の「白雪姫と七人の小人」などの長編アニメでの成功につながっていたという。

スウェーデン狂詩曲 第1番に似てる?

余談だが、『狼なんか怖くない』のメロディは、『スウェーデン狂詩曲 Swedish Rhapsody』第1番『夏至の徹夜祭』の一部と曲の雰囲気がよく似ている。

作曲者のフランク・チャーチルは、ヨーロッパの民謡・伝承曲からインスピレーションを受けたと思われる作品を他にも残しており、この『狼なんか怖くない』についても、もしかしたら何らかの影響を受けているのかもしれない。

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