ランニング Running
サラ・ブライトマン(Sarah Brightman/1960-)
『ランニング(Running)』は、イギリスのソプラノ歌手サラ・ブライトマンによる2007年リリースのクラシカル・クロスオーバー。
2008年リリースのアルバム「Symphony(神々のシンフォニー)」(下ジャケット写真)に収録されている(日本盤リリースは2/27)
この曲は、IAAF(国際陸上競技連盟)による環境保全チャリティ「グリーン・プロジェクト」のテーマソングとして企画された。
サラ・ブライトマンは、同プロジェクトのアンバサダー(大使)として任命され、2007年の世界陸上大阪大会の開会式で『ランニング(Running)』を披露している。
原曲はホルスト組曲「惑星」より『木星(ジュピター)』
原曲は、イギリスの作曲家グスターヴ・ホルストによる組曲「惑星」より『木星(ジュピター)』のメロディーが使用されている。
『木星(ジュピター)』に歌詞をつけたイギリスの曲と言えば、愛国歌として親しまれている 『I Vow to Thee, My Country(祖国よ、我は汝に誓う)』が有名。
歌詞の意味は? 地球を救うために走るんだ!
IAAFの環境保全チャリティーソングという性質上、歌詞の内容は「環境」と「ランニング」が大きなキーワードとなっている。
曲の構成は、「前半」、「コーラス」、「後半」の3部構成となっており、「前半」と「後半」がホルストの『木星(ジュピター)』。真ん中のコーラス部分では、環境保全のメッセージが明るい曲調で提示されている。
歌の趣旨を無理やり一言でまとめるなら、「地球を救うために走るんだ!」といった感じか。