劇的ビフォーアフター
テーマ曲・サントラ ピアノ楽譜

作曲:松谷 卓(まつたに すぐる)/住宅リフォーム番組

人気の住宅リフォーム番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」では、高い建築技術や設計・デザイン力を持った匠の登場や、サザエさん声優の加藤みどりによる独特のナレーションと「なんということでしょう!」という決め台詞もさることながら、場面ごとに流れるピアノ演奏によるテーマ曲やサウンドトラック(サントラ)が非常に印象的かつ効果的に用いられている。

ピアニスト松谷 卓(まつたに すぐる)作曲による番組内容と絶妙にマッチした個性的でドラマチックなテーマ曲・サントラは、「劇的ビフォーアフター」が初回放送されるや否や視聴者から大きな反響を呼び、番組にはテーマ曲やサントラ音楽について問い合わせが殺到したという。

メインテーマ曲のみならず、住宅リフォームが進められていく要所要所の場面で使われるサントラひとつひとつがドラマチックで、音楽とともにテンポよく進められる番組展開に視聴者は釘付けにされてしまう。

このページでは、そんな「劇的ビフォーアフター」で使われる主なテーマ曲や各場面のサントラについて簡単にコメントを加えていくこととしたい。また、ピアノで演奏してみたいという方のためにピアノ楽譜についての情報もいくつかまとめてみたので適宜参考にされたい。

曲目一覧

メインテーマ曲『Inscrutable Battle』

番組冒頭で「劇的ビフォーアフター」タイトルロゴが表示されるときに流れるいわゆるメインテーマ曲『Inscrutable Battle』(インスクルータブル・バトル)。「Inscrutable」の意味は「不可解な、謎めいた」。

松谷卓作曲による同曲は、元々テレビ朝日系報道ドキュメンタリー番組「ザ・スクープ」テーマ曲として、2000年10月から2001年9月まで使われていたもの。同番組の番組レギュラー放送終了に伴い、同じくテレビ朝日系「劇的ビフォーアフター」に曲がそのまま流用された。

『出会い』

番組序盤で「ある問題を抱えたお宅がありました…」とのお決まりのナレーションとともに流れる導入部分の少し物寂しいピアノ曲。リフォーム完成後のクロージングBGMとしても使われている。シンプルだが美しいメロディで、ピアノ初学者でも演奏が可能と思われる。

バルトーク作曲『ルーマニア民俗舞曲』

リフォーム当日の朝、家財道具を引越業者が運び出すシーンでは、ハンガリーの作曲家バルトークによる『ルーマニア民俗舞曲』の一部の楽曲をアレンジした曲が使われている。

具体的には、『ルーマニア民俗舞曲』第5曲「ルーマニア風ポルカ」、第6曲「速い踊り」が使われており、「劇的ビフォーアフター」サントラCDでは、それぞれ「Rumnische Volkstnze Sz.56/Rumnische Polka」、「Rumnische Volkstnze Sz.56/Schnell - Tanz」のタイトルで収録されている。

『TAKUMI/匠』

リフォーム完成後に披露される(感動的な?)シーンで流れる優雅で華やかな曲。「劇的ビフォーアフター」を象徴するサントラの名曲。番組のクライマックスを飾る多幸感あふれる流麗なメロディは、実質的に同番組のメインテーマ曲と言っても過言ではないほどのクオリティとインパクトを持っている。

ピアノ楽譜について

「劇的ビフォーアフター」サントラの名曲を自分でもピアノ演奏してみたいという方のために、ネットで入手しやすいピアノソロ楽譜をいくつかご紹介したい。

まずは、筆者もよく利用しているヤマハの楽譜ダウンロードサイト「ぷりんと楽譜」さんから。ネットが普及するまでは、楽譜を入手するのは本当に大変だったのですが、今はダウンロードで欲しいときに1曲から楽譜を簡単に手に入れられる良い時代ですね。

さて、「ぷりんと楽譜」で「劇的ビフォーアフター」関連曲を探してみると、このページでも触れたテーマ曲や主なサントラ音楽がピアノアレンジされた楽譜が結構見つかった。

特に、クライマックスで流れる『TAKUMI/匠』については、ピアノソロ初級・中級・上級と難易度別に楽譜が用意されており、連弾用やエレクトーン用など非常にバリエーションも豊富なのに驚かされた。

もう楽譜の紹介はこの「ぷりんと楽譜」ダウンロードだけで十分かとも思われたが、印刷された楽譜が欲しいという方のために、amazonで入手できる「劇的ビフォーアフター」の楽譜も探してみた。

しかし残念ながらあまり種類がなく、サンプルも確認できないので内容は何とも言えないが、とりあえず見つかった楽譜を列挙しておくので、購入の参考になれば幸いだ。

ピアノソロ TAKUMI/匠/松谷卓(LPS398) [楽譜]

ピアノソロ 出会い/松谷卓(LPS397) [楽譜]

【試聴】松谷卓『TAKUMI/匠』